【レポート】2023年5月14日 BIBLE STUDY

今回は、ヨハネの福音書4章について学びました。

「サマリヤの女」の記事を通して、

まずユダヤとサマリヤとの歴史的な対立の背景について学びました。

その対立するサマリヤ人の、しかも女性に対して

キリストは井戸の水のことから、

私たちの心に必要な「いのちの水」について語られ、

さらに真の礼拝について教えておられる内容について読み進め、

霊とまことによる礼拝とはどのようなものかを学びました。

また、特筆すべきことは、ここでキリストがサマリヤ人であるこの女に対して、

ご自身がメシヤであることを宣言しておられることです。

キリストがいかに、身分や性別、歴史的な背景などにとらわれず

目の前の人を、ありのままに見ておられたか、垣間見ることが出来る一場面でした。

参加者のコメント 

今回の聖書箇所では「礼拝は場所ではなく、どこででも霊とまことをもって礼拝することが大切である」という言葉が印象的でした。私は今まで礼拝は教会だけでするものだと思っていましたが、その考えは形式主義であると気付かされ、いつでもどこででも神様を礼拝できるような信仰を持ちたく願いました。

キリストは、サマリヤの女が”真理を捉える力を持っていることを見抜いた”というお話が印象に残りました。また、ニコデモの時には、ご自身がメシヤであられることを言わなかったという事から、キリストがそれぞれの人物に語られている内容の違いという、自分だけでは気づけなかった細かい部分まで理解する事ができ、感謝致しました。また、神様は埋もれているような私達にも目を留めて下さること、どのように用いられるかは分からないが、信じることが大切であるというお話しにも励まされ、信じて歩み続ける力を頂きました。

ヨハネの福音書4章を通して、時代背景やイスラエル部族のそれぞれの関係性を学べて良かったです。サマリヤの女に出会われたキリストの愛を感じながら、私自身も福音に生きる者として、思い巡らしていただきました。

この月も聖書について、よき学びができました。