【レポート】2023年2月5日(日) Bible Study

2月5日(日)今年初のBible Studyがもたれました。

初めに聖書からヨハネの福音書21章が開かれ、講師として山田大さんがお話をしてくださいました。

「イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれます。」そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引き上げることができなかった。」(ヨハネの福音書21章6節)

聖書の別の箇所で、イエス・キリストは

「収穫は多いが、働き手が少ない。だから働き手が与えられるように収穫の主に祈りなさい。」とも語っていますが、

この収穫と、ヨハネの福音書21章6節の魚がとれるということは、同じ意味であり、

私達が行う伝道の働きを通して、神様、イエス・キリスト様を信じる人々がいることを表しています

と語られました。

そして『私たちが伝道をしたからと言って、多くの人がすぐに神様を信じるようになったということはありません。

しかし、こうして一本杉に新たな教会が与えられたように、信じて祈る私達に神様は必ず答えてくださる方です。

決して、当たり前に起きている出来事でありません。

私達は、なお神様が生きて働いて下さっているということを信じていくことが大切ですと語られました。

「それは153匹の大きな魚でいっぱいであった。それほど多かったけれども、網は破れなかった。」(ヨハネの福音書21章11節)

ここにあるように、私達は破れそうな網です。

しかし、それが破れなかったとあるように

神様がともにあるときに、その力のなさや不足が補われ、そこに神様の御業がなされます

と語られ、心から嬉しく思いました。

私も弱さや足りなさを日々感じるときはありますが、そこにある助けを感謝し、

これからも祈りながら、日々の働きに務めさせていただきたく願いました。

最後に、聖書はイエス・キリストを示すために書かれた書物であることが取り上げられました。

「イエスが行われたことは、ほかにもたくさんあるが、もしそれらをいちいち書きしるすなら、世界も、書かれた書物を入れることができまい、と私は思う。」(ヨハネの福音書21章25節)

『旧約聖書は、天地創造から人類がどのような道筋を通って、

イエス・キリストの誕生まで辿り着くのかを書き記していて、

新約聖書の中でも特に4つの福音書、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネは

イエス・キリストのことを中心として取り上げています。

多くの著者によって様々なことが書かれていますが、向かっている所は一つ、神、イエス・キリストについてです。

神ご自身が、人間とどんな関わりをもって、私達人間をどのように必要とされているかを示しています。

と語られたときに、

この大切な書物をより深く捉えていくことができるようにこれからも学んでいきたいと考えさせられました。

なお、励んでいきたいと思います。

お話が終わった後、お茶を頂きながら自由に質問をする時間を持ちました。

聖書に関する質問や、日常の中で感じる信仰に関する質問、どんな質問でも

講師の山田大さんが分かりやすく答えてくれました。

最後に献金をして、礼拝を終えました。

参加者のコメント

今回学んだヨハネの福音書21章では、信仰の確立や伝道することの大切さを学びました。「神様は私達に沢山の収穫を下さるが、働き手や自分の信仰が不十分であれば収穫ができない」ということを教えていただき、私も収穫の働き手としてお役にたてる者になりたいと思いまいた。(Mさん)

集会後半の質問タイムで、山田さんご夫妻がお話しされていた、「親の祈り」というものが、子どもにとって安心感を与えるものなのだという事が印象に残りました。私自身はクリスチャンの家庭に育ったわけではなく、親の立場で祈る事しか考えた事がなかったので、子どもが親に祈ってもらい、「神様が守って下っている」と安らぎを感じている事は、新鮮でしたし、報われたような気持ちにもなりました。小さな祈りではありますが、神様は聞いて下さり、応えて下さること、子どもの心にも届いていることを信じて、日々、子どものために祈り続けたいと思います。(Tさん)