【レポート】11月13日(日) 礼拝・Daddy’s Break

新型コロナウイルス感染症対策のもと、仙台聖泉一本杉キリスト教会で3回目のDaddy’s Break(父親 子育ての会)が行われました。

礼拝

聖書のヨハネの手紙Ⅰ5章1~5節が開かれました。

イエスの弟子ヨハネの書いた手紙を通して兄弟姉妹を愛するとはどういうことかを主題にメッセージが語られました。

イエスに特に愛された弟子ヨハネは常にイエスのそば近くにいて、パウロがいなければヨハネがキリスト教神学の土台となっていたと言われるほどにイエスを愛し仕えた人物であったと語られました。

そしてヨハネの語る愛は『行い』『真実(誠実)』によるのであって、気持ちだけの愛ではない。これは世の価値観である自分中心やわがままによらず自己犠牲を伴う愛であると語られました。

旧約時代には罪の為の生贄というものが祭司によって神にささげられていましたが、神の側から独り子イエスを罪の為の生贄としてささげられ、私たちはその事を感謝して受け入れる時に、罪赦され、神に受け入れられる者とされると語れました。

この愛は世の自分中心の愛ではなく自分を犠牲にしてまでも世の人々を愛した神の本当の愛であるので、私たちもその事を捉えさせていただき、自らの犠牲も厭わず喜んで隣人を愛していこうではありませんかと語られ感謝致しました。

Daddy’s Break

前回に引き続きSさんも参加され、今回はお子さんの話よりも夫婦の話が中心となりました。

進行役の兄弟より「家庭での取り組みで上手くいかなかったことや夫婦でぶつかった事はありますか?」という問いかけがなされ、どの家庭も現在進行形で取り組んでいると語られました。

特に多かったのが仕事が忙しくなって、家事や育児を妻に任せきりになってしまい妻の心情が穏やかでなくなることがあり、そこから夫婦間の摩擦が生じてくるという事でした。この事に取り組む方法としては妻との話し合いをしっかり持ち、家事を分担したり、寝かしつけを交代したりと工夫することが大事だと互いに語り合いました。具体的なエピソードを交えて語られ感謝でした。

また、Sさんより「第2子が生まれて第1子との間に嫉妬などありますか?」という問いかけがあり、ポジティブに小さな家族が増えて上の子は喜んでいるという家庭もあれば、構って欲しくて主張する子もいたりと上の子の性格によってとらえ方は様々であることが語られました。しかし総じてお父さんは上の子を優先するように意識していると語られ、Sさんも納得された様子でした。Sさんは自らに子供が与えられたことをとても喜んでおり、子どもの為なら何でもできるほどだと語られました。ずっと職人の世界で生きてきたSさんも今では積極的に家事育児をし、赤裸々に妻とのコミュニケーションについても語られました。そこに自分を犠牲にしても家庭に仕える姿を見ることができ今日の礼拝メッセージが思い出され感謝でした。

お父さんたちの分かち合いの間、子ども達は絵本を読んだり、お絵描きをして楽しみました♪

☆参加者のコメント☆

他教会から来た妻とは最初教会の方針の違いを理解してもらう事に取り組みました。妻の教会は初めての方を対象にした教会でメッセージも優しく聞きやすかったが、私の教会では課題を乗り越えて行けるように時には聞きにくい厳しいメッセージが語られる事もあります。妻にとってはそこが受け入れ難い部分でした。しかし一つ一つ説明し、そして現実問題として取り組んでいく時に妻も変わってくることができ、逆に私の方が妻に指摘されたり、気づかされたりする部分も増え信仰の良きパートナーとして歩めていることを感謝しています。(Mさん)